ベトナム人との結婚手続き事例紹介

①技能実習中:研修生のベトナム人と結婚する場合

 婚約者のベトナム人が、技能実習生で実習プログラムの終了まで、相当な期間がある場合に、ベトナム人が日本に居る間に結婚手続を済ませておきたいとの相談があります。

 相談に対しては、結婚手続きを進めるにあたって、状況を確認させていただきます。日本人が実習先会社に勤務しているのか?会社はこの結婚を知っているのか?結婚を知っている場合は、会社からの承諾があるのか?

 もちろん、結婚は両性の合意があれば法律上できない事はありませんが、実習生は在留資格に応じた活動することで日本での滞在が許可されています。実習先会社は実習生としての活動をするためにプログラムを組んで、決められた期間を過ごしてもらう事に責任を持っています。会社は結婚をすることで、この実習プログラムに支障がでると当然判断します(管理団体も同様です)。ですので結婚を認めることは稀でしょう。日本人が同じ会社で勤務している場合は、会社に逆らって事を進めることは容易ではありません。勤務先会社に相談して、結婚する事の了承が得られない場合は素直に従いましょう。どうしても、早く結婚したいのであれば、会社には知らせずに進めてください。しかし、将来、扶養控除の手続きなどで、会社に知られることになります。

 また、日本人がベトナム人実習先と関係のない場合は、結婚手続きを進めても実習先会社から了承など求めなくてもすることができます。しかし、その場合であっても在留資格を「日本人の配偶者等」に変更する場合は、実習先会社の協力がなければ出来ないので、実習が終了するまで待って、ベトナムに戻った後にベトナム人を配偶者として日本に呼寄せることになります。結局、早く結婚しても在留資格が「日本人の配偶者等」になるのは技能実習終了後です

 技能実習中のベトナム人と結婚をしても、周りが迷惑するだけで、余りメリットがないため、実習プログラム終了を待ってする事をお勧めします。

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